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2006年 12月 05日
テレ朝系『素敵な宇宙船地球号』で中国のペット事情が取り上げられていた。 急激な経済発展によって富裕層が増加し、それまでは一部の金持ちしか飼えなかったペットが人気だとか。ペットビジネスも盛況で、イヌ、特にチベタンマスチフの人気が沸騰しているというものだった。 チベタンマスチフ—— 「チベットの山岳地帯で牧羊犬や番犬として活躍し、「神の犬」として崇められてきた」との説明。 その人気ぶりは異常で、一千万円を超える値段が付くこともあり、テレビに出演していた飼い主は「このチベタンマスチフは○○賞を受賞した、いわゆる国宝級だよ」と自慢していた。その飼い主は会社経営者で、奥さんがイヌ嫌いだとかで家では飼えず、会社の屋上でチベタンマスチフを5、6匹飼っていた。 飼われている場所は北京。 チベタンマスチフは、生まれ故郷であるチベットの環境に合わせた体をしており、高い気温や酸素濃度などが原因で、都会に連れてこられた彼らの生存確率は40%だと言っていた。 生存確率は40%・・・驚いた。 それはつまり、イヌを殺すために飼うようなものじゃないか! 彼らにとってイヌとは、高級車や腕時計のようなもので、保有し、人から羨ましがられることそのものが大事なんだろう。 こういう人は決してイヌ好きではない。 彼らにとって大事なのはイヌではなく、そのイヌが持っているステータス性。 だからこそ、そのイヌにとって生きること自体が難しい環境であろうと一向に構わないし、まったく気にしない。だって所詮イヌだから。 10年後にその地位がネコになれば、彼らはネコを飼っているだろう。 下品な感性だし、ヘドが出そうだが、ある意味ペットという存在を浮かび上がらせている。「中国は遅れている」と言うのは簡単だが、果たして日本は進んでいると胸を張れるだろうか? 中国よりもマシだとは思う。 しかし動物を飼う行為なんて、どんなに言葉を飾ろうとも人間のエゴだからな。 ペットはペット、イヌはイヌでしかない。 日本でもブランド感覚でペットを飼う人も多いからな・・・とテレビを見終わって、なんとも言えない気分が続いた。 「ペットブームの光と影 Vol.1」〜神の犬 チベタンマスチフの叫び〜 - 素敵な宇宙船地球号
by 3wayama
| 2006-12-05 07:01
| 自然・生物
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