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2007年 05月 29日
食べ物をよこさないと通さない! 象が交通妨害 インド - ロイター
インド東部の自動車利用者たちのあいだで、一匹の象が交通の妨げになっているとの苦情が沸き上がっている。この象はドライバーが食物を与えない限り、道をふさいで車を通さないそうだ。 インドではゾウがエサを求めて人を襲いますか。 正直、ちょっと興味を引かれてしまうが— 「名物になっているんだから、別にいいじゃない」 で済まして良いのだろうか? 人と動物の、適切な距離間が保たれていない証拠なんでしょうねぇ。 簡単においしい(栄養価の高い)エサが手に入るとなれば、そりゃ生き方だって変わるわな。 「私たちは常に、通勤者たちに象をからかわないよう言っています。しかし、人々が私たちの忠告を無視して象にいやがらせをするなら、象も仕返しをするのです」 と書かれているが、嫌がらせを受けて逃げたり攻撃するならともかく、嫌がらせを受けてエサを求めるって解釈に無理があり過ぎるだろ。 「おもしろがってエサを与えていて、ゾウがそれを覚えた」方が、断然説得力がある。 ・・・まぁ、問題のゾウは年老いたゾウとのことなので、体が弱ってエサを探せず、そうせざるを得ない事情があるのかもしれないけどね。 日光のサル、神戸のイノシシ、江ノ島のトンビ、知床のクマがエサを求めて人を襲います。 それらの映像を見ると、それを動物にさせた身勝手な人間の餌付け行為への怒りと、野生を忘れた動物に対する悲しさを覚えます。 餌付けをする人間に「動物との適切な距離感」を説明・理解させるのは難しい。 餌付けをすることで、人と動物の双方が不幸になることは知っているだろうに・・・。 ヤツらにとっては、「エサをあげる自分に動物が群がってくる」ことが重要なんであって、その結果はどうなってもどうでもいいんだろう。 ムカムカする。
by 3wayama
| 2007-05-29 21:56
| 自然・生物
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